みちのくひとり旅(1日目後編)

泣く子はいねえが

5月2日の午後です。
男鹿はなまはげの本場。
そんなわけでなまはげ館に行ってきました。
そこには,「こわいー(T T)」と入館を拒否する子どもの姿が。
さらに,その子の父親がなまはげのコスチュームを装着すると,号泣。
母親が,いくら「お父さんだよ」となだめても泣き止みません。
ちなみに私もなまはげコスチュームを着けてみました。
でも素顔もなまはげと大差ありません。


すぐ隣の真山伝承館では,なまはげの実演が行われていました。


「ウオー!!」


奇声をあげて歩き回るなまはげに,小さい子どもたちは大号泣。
ジェットコースターに女性の黄色い声が付き物なように,なまはげには子どもの泣き声が付き物です。
なまはげは子どもたちと握手し(でも子どもは号泣),老人の肩を揉み,きれいなお嫁さんに「ちゃんとやってるか!?」と怒鳴り,去って行きました。
ちなみに「なまはげ台帳」には,子どもがゲームばっかりしてさっぱり勉強しないことや,お嫁さんが深夜にカラオケ遊びをしていることが書かれているそうです。