見どころは「更正」より「非不死化」か

夏の思い出・花火

映画の予告ムービーは,どうしてあんなに「観たい」という気にさせるのでしょう?
で,実際観てみると,A期待以上(10%),B期待通り(20%),C期待以下(40%),D何じゃコリャ(30%)だったりします。
Dの映画を観たときは,カレーライスを食べたかったのにハヤシライスが出てきたような衝撃とガッカリ感です。
最近観た映画では,Aはダークナイト,Bはカンフー・パンダと鬼太郎,Cはポニョとハムナプトラ,Dはスカイ・クロラスターシップ・トゥルーパーズ
映画を楽しむコツは,あまり期待しないで観に行くことだったりします(え)


と言うわけで,期待度はそれほどでもなかった映画「ハンコック」の感想です。
またしても地球を,世界を救う役目を担ってしまったウィル・スミス。
極力ネタバレナシです。


昔,「ウルトラマンが壊したビルの弁償はどうなるのか?」的な疑問がよくありましたが,そんな疑問に答えてくれそうな雰囲気でスタート。
周りに迷惑をかけながらも人助けをするヒーロー・ハンコック。
前半はコメディータッチのため,あまり野蛮さも感じられず,軽いノリで楽しめます。
予告編でおもしろかったクジラをブン投げるシーンは,本線のストーリーではなく,YouTubeの動画で登場。
ちょっと残念・・・。
でも,ハンコックが更正(?)していく様は自然でした。


中盤,まさかの展開が!!!!!
ネタバレできませんが,「こ,これはまさかのDランク?」の匂いがプンプン。
同じくウィル・スミス主演の,期待度Aから評価Dに急降下した「アイ・アム・レジェンド」を彷彿。


そして後半。
「え,そんな理由で!?」あっけなく不死身でなくなるハンコック。
そして大ピンチ。
そして・・・。
無敵でなくなったことでハラハラ感はアップしたと言うか,何となく,おもしろくなりましたよー。