DARK NIGHTでなくDARK KNIGHT

映画「ダークナイト」の感想です。
多少ネタバレ気味です。


長く感じた!!
映画2本分見たようなボリューム感です。
ジョーカーが捕まった時点でめでたしめでたしでよかったようなそれでは物足りなかったような。


悩み多きブルースは,「スパイダーマン2」のピーターにも似て,好感が持てました。
何をされてもジョーカーを殺さないバットマン
これでもかとばかりに悪辣非道ぶりを発揮するジョーカー。
2人の戦いが果てしなく続き,お腹いっぱいになりました。


ジョーカーのような絶対悪が存在する中,人の善の心を感じさせる場面が随所に散りばめられていました。
船の爆破が迫るシーンはよかった。


多くの人物が真実を自分の胸に押しとどめてゆくのも,何とも言えませんでした。
絶体絶命の状態から,九死に一生を得る光の騎士
もしかしたら助かったのは彼ではなかったのかもしれないのに,バットマンも誰も,そのことを彼に告げません。
それと,ブルースにあてられた手紙。
彼が読む前に燃やされていきます。
さらに,人々の希望のために,すべての罪を被るバットマンの決意。
その苦悩と覚悟に,じーんときました。