リー・リンチェイ最強伝説

昔,TVの水曜スペシャルか何かで,中国武術のトーナメントをやっていました。
優勝したのは,コ・ケンキョウという男。
それを王者リー・リンチェイが迎え撃つのですが,これが圧倒的な実力差でした。


宮本武蔵ばりに遅れて登場したリー・リンチェイ
最初は武器と武器との戦いでスタート。
やがて武器を飛ばされるコ・ケンキョウ。
その顔には,脅えの色が!
その時リーは,丸腰のコ・ケンキョウにとどめをささず,さわやかな笑みを浮かべて自分も武器を捨てたのでした。
余裕スギ!
フィニッシュはおぼえていませんが,素手素手の戦いでもリーが勝り,王者の実力をいかんなく示したのでした。


今思えばすべてヤラセのトーナメントでしたが,子どものころの私は本気で興奮していました。
リー・リンチェイすげー! 少林寺すげー!」みたいな。
先日,「ドラゴン・キングダム」を見て,そんなことを思い出しました。


ちなみに他のトーナメント参加者でおぼえているのは,ウ・アギョクという老人とその娘だけです。
あ,そう言えば,攻撃をかわされて石灯籠に斬りつけ,やられた男もいました。