恐るべし,大学イモの魔力

1年生と一緒に大学イモ作り。
包丁も油も管理人が扱うので,1年生には下回りの仕事をしてもらいました。
残っているサツマイモは少なく,傷みはじめていたので食べられる部分はさらに少なく。
当初は2年生や職員室にも料理を届ける予定でしたが,
「職員室も,2年生のぶんもないかもしれないなあ」
すると1年生,
「ええっ? この前(サツマイモ蒸しパンを)もらったんだから,2年生にはやらないとダメですよ」
立派です。
「でも,みんなの食べる分がなくなっちゃうよ」
「私たちは食べなくてもいいです」
ありえないほど立派です。


ザクザクとイモを切っていくと,とりあえず1回では揚げきれないほどの量になりました。
2回に分けて揚げることにし,まず1回目。
イモは爪楊枝がスッと刺さる状態に。
みつはカピカピに固まりながらもそれなりにイモに絡まり,いい塩梅。
子どもたちに大好評。
管理人もひとつ食べてみましたが,甘くてホクホクで(固まったみつがとんがっていてちょっとデンジャラスでしたが),おいしかったです。
昨日の失敗がウソのよう。


ここで1年生が心変わり。
「早く次のを作ってください」
「もうひとつ食べさせてください」
「全部食べたいです」
恐るべきは大学イモの魔力。
結局,2年生にだけは届けることにしました。


2回目の調理。
みつの完成を待たずにサツマイモを投入したため,失敗。
本当は砂糖水がキツネ色になるまでガマンすればよかったのですが,
「もういいだろう」
と妥協したのがよくなかったです。
まあでも,みつの代わりに砂糖の塊が絡まったイモもおいしかったですが。